ルルドの泉と聖域の巡礼地
Lourdes │ la source sacrée et le sanctuaire
フランス南西部、ピレネー山脈の麓にあるルルド(Lourdes)は、
世界中の巡礼者が訪れる“奇跡の地”として知られています。
1858年、少女ベルナデッタ・スビルーの前に
聖母マリアが18回にわたり現れたという出来事から、
この地はカトリック教会により“聖地”と認定されました。
聖母のお告げに従って掘られた地から湧き出した泉は、
「ルルドの泉(la source de Lourdes)」と名付けられ、
多くの病を癒す“奇跡の水”として語り継がれています。
その泉を中心に整備された一帯は、
「ルルドの聖域(le Sanctuaire de Lourdes)」として知られ、
巡礼者にとって深い祈りと癒しの空間となっています。
この聖域の中心にそびえるのが、
ノートルダム・デュ・ロゼール大聖堂(la Basilique Notre-Dame du Rosaire)です。
ロマネスク様式とビザンティン様式が融合した壮麗な建築で、
内部には色とりどりのモザイクやロザリオに捧げられた礼拝堂が並びます。
ルルドのサンクチュアリ(聖域) ノートルダム・デュ・ロゼール大聖堂
ドーム型の天井、彩色豊かなモザイク画、
聖母とロザリオに捧げられた数々のチャペルが巡礼者を迎え入れます。
その下層に位置する「マッサビエルの洞窟(la Grotte de Massabielle)」は、
聖母が現れたとされる神聖な場所で、
多くの人が祈りを捧げながら、泉の水を汲みに訪れます。
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昼夜を問わずろうそくが灯され、
聖歌が響くルルドの地。
信仰と癒し、希望の象徴として、
世界中の人々に愛され続けています。
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マリアさまの聖水 ボトル 2つ並べてみますと ミニサイズで 可愛らしいです
ありがとうございます